悪口、愚痴、批判ばかり言う人に耐えられないと思う人へ!ネガティブな言葉に巻き込まれない方法とは?

想像してみてください。あなたは今日とてもいいことがありました。そして、そのことを友達に伝えたいと思います。しかし、友達はあなたの言うことをあまり真剣に聞いてくれません。あなたの興奮とは裏腹に、相手の気分は上の空です。

あなたの話が一息ついたところを狙って、友達は自分の話を始めます。友達の話す内容は他人の悪口や批判だったりと、ほとんどがネガティブなものです。

結果、あなたまでネガティブな気分になってしまいます。

今までにこのような経験はないでしょうか?ネガティブな人間は、あなたのエネルギーを奪ってしまいます。あなたがどんなことを言おうと、ネガティブな部分を見つけだし、指摘することによって会話をつまらなくしてしまいます。

ネガティブな人は、どんなことからもネガティブを見つけ出す天才なのです。

ほとんどの人はネガティブな人を避けたいと思うでしょうが、なかなか思うようにいかないこともあります。学校や職場などでは、必ず1人や2人はネガティブな人がいるものだからです。だから、ネガティブな人をただ避けるだけでなく、どうやってうまく付き合っていくかを考えていく必要があります。

個人的に受け止めない

ほとんどの場合、ネガティブな人の発言は、自分自身のことについて言っています。あなたが批判されているわけではありません。その人の信念と違う出来事が起こったことに対して、批判的な反応をしているだけです。そして、ネガティブな人はあなたにだけ批判的なのではなく、他の人に対しても批判的だということを忘れてはいけません。だから、『自分だけ厳しくされている』と思って傷つく必要はありません。

あなたの身近にいる人で、いつも誰かの悪口を言っていたり、批判的なものの見方ばかりする人を思い浮かべてください。その人はきっと、あなたの前だけでなく他の人の前でもネガティブなことばかり言っていると思います。『この人は自分だけに批判的ではないんだ』と思えれば、だいぶ気分は楽になると思います。

相手が何を伝えたいかにフォーカスする

また、ネガティブな人にも、何か伝えたいことがあるということを覚えておきましょう。ただ、伝え方があまりうまくないので、あなたを嫌な気分にさせるような表現しかできないということです。

多くの人はコミュニケーションをするときに、相手が何を伝えたいのかより、どのように伝えているかにフォーカスしてしまいます。相手の嫌な言い方ばかりが気になり、相手が本当に伝えたいことが分からなくなっている場合が多いのです。

たとえば、あなたの職場に、いつも批判的でイライラしている上司がいるとします。その人があなたに、『まだその仕事をやっているのか。本当にダメなやつだな~』と怒鳴りつけてきたとします。相手の言い方にびっくりしてしまったあなたは、相手が本当に伝えたかったことが理解できません。

しかし、相手が何を伝えたかったかを考えてみると、相手の思っていることが見えてきます。たとえば、その仕事の締め切りが守られないと、上司は取引先にこっぴどく怒られてしまいます。そして、自分の会社の人達からの信頼も失ってしまうかもしれません。

そう考えると、その上司があなたに本当に伝えたかったことは、『その仕事を早く終わらせてくれないと、私が困ることになる』『だから、助けてくれ』という意味になります。

ネガティブな人というのは、あえて周りから嫌われるようなことをしているのではありません。何か伝えたいことが必ずあるのです。しかし、本人もそれに気づいていない場合が多いものです。もし、分かっていたとしても上手な伝え方を知らないというだけなのです。

だから、相手の言い方にフォーカスして嫌な気分になってはいけません。相手の言葉の裏側にはどんな意味があるのかを考えればいいということです。

素直なフィードバックとして受け取る

また、ネガティブな人というのは、『素直なフィードバックをしてくれる人』と受け止めることができます。批判的な意見だったり反論というのは、あなたを成長させる要因にもなりえます。しかし、あなたに不満があるにも関わらず、それを伝えてくれない人からは何も学ぶことはできません。

相手は嫌なことを言ってくるかもしれませんが、少なくても隠し事をしているわけではありません。思ったことを言った結果が、あなたにとって批判的になってしまっただけだと考えることができます。そして、その意見からあなたは、新しい気づきを得られる可能性があるのです。そう考えることが出来れば、ただ受け身になって批判を聞いて苦しむことが少なくなります。あなたは、相手の意見から何かを得ようと能動的になれるからです。

自分を知るチャンスと捉える

ネガティブな発言を聞いて嫌な感じがしたときは、あなたの心の中で何かが起こっているということです。嫌な気持ちになるということは、あなたが信じることと矛盾する情報が入ってきたということです。その信じていることというのは、たいていの場合よく分かりません。

だから、そんなときは『私はなぜ、相手の発言に嫌な気持ちになっているんだろう?』と自問自答してみてください。多くの人は、何か嫌なことがあると原因を外部に求めます。この場合で言うと、『嫌なことを言った相手が悪いんだ』ということになります。そして、そこから導かれる答えは、その人を避けるということになります。

しかし、あなたに嫌な気持ちをさせる発言をする人は、この先もどんどん出てきます。そして、嫌な人を全て避けて生きていくわけにもいきません。

だから、自問自答することで意識を自分の内側に向ける必要があります。そうすれば、自分が何を信じているかが分かってきます。そして、『相手はただ自分の考えと違うだけ』と思うことができ、嫌な気持ちもすーっと引いてくるというわけです。このように、批判されて嫌な気持ちになったときの対処法が分かれば、対人関係に自信がつき、どんどん人と会えるようになってきます。

批判を受け入れない

ネガティブな人の話を聞いて嫌な気持ちにならないためには、相手の意見を受け入れないという方法があります。たとえば、相手が誰かの悪口を言ったとします。

そんなときは、『へ~、そうなんだ~』と言って受け流すのです。そうすれば、それは相手の意見で私は同意していないということになります。

ネガティブな人と一緒にいて辛いのは、自分とはまったく違う相手の意見を受け入れなくてはいけないときです。しかし、『へ~、そうなんだ』と言ってしまえば、相手と自分の間にしっかりと境界線を引けますので、あなたの心の領域が侵されることはありません。

相手の意見を正しいと認めなければ、嫌な気持ちになることを防げるということです。

付き合いをやめる

そして最後に、今まで紹介してきた方法がまったく効果がないときは、単純にその人を避けたほうがいいと思います。完全に避けることが難しければ、会う機会をなるべく限定したほうが良いでしょう。たとえば、2人だけでは絶対会わないとか、3人以上いるときは遊ぶなどというルールをつくるのです。そうすれば、ネガティブな話を聞く時間が周りに分散されるので、あなたの負担はだいぶ減ると思います。

ネガティブな人というのは、何かしら不安や心配事があるのだと思います。だから、自分の話を聞いてもらって楽になりたいのです。こちらとしても、相手の話を聞いて不安を解消してあげたいという気持ちになることも分かります。そして、相手を避けることへの罪悪感も感じることもあるでしょう。

しかし、あなたのポジティブなところを一切褒めてもらえず、批判ばかりされている関係はフェアだと言えるでしょうか?また、話を聞いてあげるということは、相手のネガティブをさらに助長していることになりかねません。聞いてくれる人がいるから、相手もネガティブから抜け出すことができないのです。

幸せな人生を送るには、自由意思をもって生きていかなくてはいけません。人間関係も自由に選べるということです。それならば、お互いがポジティブなところを褒め合って成長できる関係がいいのではないでしょうか。

Image: Alone …..